マイクロ波加熱の魅力
マイクロ波による加熱の中でも、マイクロ波が誘電体と直接作用して発熱する誘電加熱は、
急速加熱、内部加熱、選択加熱の特長があります。
オーブンは、電熱ヒーターが加熱されるまでに時間を要するため、加熱開始からご飯の温度上昇が始まるまでタイムラグがあります。
一方、電子レンジは直接エネルギーを与えるので、マイクロ波照射開始直後からご飯の温度上昇が始まります。
一方、電子レンジは直接エネルギーを与えるので、マイクロ波照射開始直後からご飯の温度上昇が始まります。
ご飯以外の物も温めるので、ご飯はすぐには温度上昇しない。
電子レンジは内部からマイクロ波を発生させたら、すぐにご飯の温度が上昇する。
また、比較的高いエネルギーを容易に与えることが出来るので、昇温速度も電子レンジの方が速くすることが出来ます。
加熱を止めた後、オーブンは電熱ヒーターがしばらくは赤熱しているため温度上昇が止まらないのに対して、電子レンジはご飯へのエネルギー供給が無くなるため直ちに温度が下がり始めます。
このように、タイムラグのない温度コントロールと速い昇温を実現できるのがマイクロ波加熱の特長です。
加熱を止めた後、オーブンは電熱ヒーターがしばらくは赤熱しているため温度上昇が止まらないのに対して、電子レンジはご飯へのエネルギー供給が無くなるため直ちに温度が下がり始めます。
このように、タイムラグのない温度コントロールと速い昇温を実現できるのがマイクロ波加熱の特長です。
オーブンは電熱ヒーターからの輻射熱で容器やご飯表面を経て、ご飯の内部が温まるので、加熱の間は外部温度の方が内部温度より高くなります。
一方、電子レンジは直接ご飯(主にはご飯に含まれる水分)が温まるので外部も内部も同じように温まります。
一方、電子レンジは直接ご飯(主にはご飯に含まれる水分)が温まるので外部も内部も同じように温まります。
オーブンは外部から電子レンジは内部から温度が上昇する。
しかし、外部は外気への放熱が大きいため、結果として内部温度の方が外部温度より高くなることがあります。
ただし、マイクロ波加熱でも常に内部温度が高くなるわけではなく、どちらが高くなるかは条件次第です。
このように、容器ではなく内部のもの(本例ではご飯)を直接加熱することが出来て、場合によっては外部より内部の方が高い温度を作り出せるのがマイクロ波加熱の特長です。
このように、容器ではなく内部のもの(本例ではご飯)を直接加熱することが出来て、場合によっては外部より内部の方が高い温度を作り出せるのがマイクロ波加熱の特長です。
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マイクロ波の特長が分かる加熱シミュレーション
オーブンでご飯を温めた場合には、容器もご飯も同じ温度で温められますが、電子レンジの場合、ご飯は温まりますが容器は温まりません。
電子レンジから温めた物を取り出す時に、素手で持てない程に容器が熱くなっていることがありますが、あれは電子レンジによって高温に温められた内容物から 容器に熱が伝わって熱くなっているのです。
同じマイクロ波の環境中に置いていてもマイクロ波の作用を受けやすい材質のものと受けにくいものがあるためですが、それら誘電加熱のされ易さは誘電損失係数で知ることが出来ます。
弊社のマイクロ波装置で使用する容器はマイクロ波との相互作用が比較的小さいパイレックスガラス、テフロン、石英ガラスなどを推奨しています。
電子レンジから温めた物を取り出す時に、素手で持てない程に容器が熱くなっていることがありますが、あれは電子レンジによって高温に温められた内容物から 容器に熱が伝わって熱くなっているのです。
同じマイクロ波の環境中に置いていてもマイクロ波の作用を受けやすい材質のものと受けにくいものがあるためですが、それら誘電加熱のされ易さは誘電損失係数で知ることが出来ます。
弊社のマイクロ波装置で使用する容器はマイクロ波との相互作用が比較的小さいパイレックスガラス、テフロン、石英ガラスなどを推奨しています。
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マイクロ波の選択加熱の実演
四国計測工業株式会社
〒764-8502 香川県仲多度郡多度津町南鴨200-1 TEL:0877-33-2221 FAX:0877-33-2210